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奥田英朗 町長選挙

奥田 英朗
文藝春秋
発売日:2009-03-10


町営の診療所しかない都下の離れ小島に赴任することになった、トンデモ精神科医の伊良部。そこは住民の勢力を二分する町長選挙の真っ最中で、なんとか伊良部を自陣営に取り込もうとする住民たちの攻勢に、さすがの伊良部も圧倒されて…なんとひきこもりに!?泣く子も黙る伊良部の暴走が止まらない、絶好調シリーズ第3弾!
奥田英朗 町長選挙



 ・オーナー
読売巨人軍元オーナーの渡邉恒雄らしき新聞社の社長が
暗闇恐怖症になり伊良部総合病院の世話になることになる。


 ・アンポンマン
ホリエモンこと堀江貴文らしき人物が
平仮名が書けなくなって伊良部総合のお世話に。
テレビからイメージするホリエモンが
言いそうなセリフ、反応が絶妙でおもしろい。
ホリエモンってお金もってなくても
結構おもしろい人だと思う。私は。


今、「忙しい」「時間がない」人と言ってる人の多いこと。
そのためか、やたら「合理化」が奉られてるけど
これはドが過ぎると、もしくは強要されると
人のやる気がなくなる諸刃の剣だと私は思う。
合理化が全てとえらくのさばりだすこともあるけど
合理化には得てして「味」がない。

以前、無職のとき
生活の合理化を押し進め
節約を突き詰めてみたことがある。
ただ単に貧乏でとっても必要に迫られた中
色々と考えあぐねた私が見つけたこと。
発見!私自身がいなければ1円もかからない!
それは、ちょっとしたひらめき感覚だった。
間違えた!と瞬時にね、死んじゃう!って話ですから。
これは、貧乏で鬱々としての発想ではなく
自由を満喫!無職生活の寿命をできるだけ延ばすべく
節約を突き詰めた結論がこれ。残念。
やっぱ、ご飯をちゃんと食べない味のない生活してると
ロクなことを思いつかないのかな。

結局、その他にいい方法も思いつかず
今はニート生活をあきらめて
一応、会社勤めをしている。
そして、会社ではどんどん合理化を推しはかる。
一刻も早く家に帰ってひきこもりたいから。
1分でも長くひきこもるために
さっさと仕事が終わる方法を考えるのだ。
会社に味わいなんぞ求めていない。
急がば回れと思うならどんどん回る。むしろ早めに回る。
人の仕事も手伝う。その人が終わらないと帰れないなら。
そして、風のように帰る。
ドツボる日もあるけど、うまくいく日もある。
それが私の美意識。

経済を考えると、合理化って必要なことだと思う。
しかし「合理化」を声高に叫ぶ人ほどに
「忙しい忙しい」とやたら騒いでいる気がしてならない。
意地が悪い私は
合理的に仕事してないから忙しいじゃないですかぁ?
と思ってしまう。
が、そもそも何が目的がわからない「生きる」ことについては
合理化はいらない。むしろ悪。
いいんじゃないの、いい加減でって思う、本当に。


 ・カリスマ稼業
女優が若作りに専念しすぎてつかれちゃったお話。
カリスマは期待しすぎると頑張っちゃう。
そして、若さは残酷だ。怖いものがない。
ああ。これは黒木瞳か…。


 ・町長選挙
島の年寄りに愛される伊良部。
「あほうは可愛い。気が楽でいい」

愛しの伊良部シリーズ。
私はこのシリーズを愛してやまない。
伊良部総合病院を訪れる
なにかしら問題を抱えた人々のコリをほぐすがのごとく
ただただ脱力自然体の伊良部先生。
読んでるだけの私も
軟体動物のようにぐにゃぐにゃになる。
やっぱり、これも
ああ、終わらないで!と思いながら夢中で読んでしまった。

おしまい。

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theme : 読んだ本。
genre : 本・雑誌

tag : 奥田英朗 町長選挙

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