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日明恩 鎮火報


「熱い消防馬鹿なんか真っ平御免」と言い放つ、二十歳の新米消防士・大山雄大。だが、外国人アパートを狙う連続放火事件の消火にあたったことを境に、少しずつ変化が起こる。真相に迫るうちに気づかされるのは、選んだ道の正義と誇り、そして消防士だった亡き父の思い。一人の消防士の成長を描いた傑作長編。
日明恩 鎮火報



消防士になったのは
行きがかり上引くに引けなくなったのと
日勤の事務方に異動し、9時5時安定ライフを
手に入れるためなんだと言い張る二十歳の青年が
亡き父の背中に反抗しながら成長していくお話。

不法入国の外国人労働者の問題の根深さを知り、
親友が背負う後悔ともつかない重荷に共感し、
レスキューサイボーグと化した人の心に触れることで
仕事観が変わっていく。
「人のため」に「自分にできることをする」ということに
開眼することとなるけど、押し付けがましくなくていい。
精神論にも発展しないところもいい。
悩みこそすれど、ちゃんと実行していく
たくましい清々しさがある。

生きていてほしいと願う人に
「生きていいてほしい」とちゃんと伝える。
自分を囲む人たちを思い思われ
誰であっても、生きていてほしいと望むその人のために
生きていくことが望まれるのだ。


テーマ?問題?詰め込み過ぎ感が否めない
ボリューミーな分厚いさだったけど読みやすかった。

あとがきに
警察の話は多いけれど消防士の話はなかなかない。
ということで、取材で得た
消防士豆情報みたいなものがふんだんに盛り込まれていると
いったようなことが書かれていた。
なるほど。
消火栓の位置とか工事状況の情報収集から
消防訓練の巡回、近隣のゴミ拾いまで仕事の幅がものすごく広いと。
また、いつでも出動できるよう
ご飯を買いに行く事もできないから自炊してるとか
色々と、そーなんだーと興味深く思えた。

が、
ちょうど読み終わりのお正月も明けた某日
神社に集まる何十台もの消防車に遭遇。
もしやしてお炊き上げが火事に?
と近寄ってみたら(やじうま)
和やかに談笑している消防士らしき人々。
単に、交通安全祈願に集結したっぽい。
近所の消防車大集合で
「今、火事があったら大変!」という感覚になったが
「緊張感が足らん!」とは思いませんでした。
命がけの仕事ですから神様に祈ることは一番大事な気もするのでね。

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theme : 読んだ本
genre : 本・雑誌

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