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伊坂幸太郎 終末のフール

世界が終わる
その前に今日、あなたは
何をしますか?
地球滅亡へのカウントダウンを生きる群像を描く

八年後に小惑星が衝突し、地球は滅亡する。そう予告されてから五年が過ぎた頃。当初は絶望からパニックに陥った世界も、いまや平穏な小康状態にある。仙台北部の団地「ヒルズタウン」の住民たちも同様だった。彼らは余命三年という時間の中で人生を見つめ直す。家族の再生、新しい生命への希望、過去の恩讐。はたして終末を前にした人間にとっての幸福とは?今日を生きる事の意味を知る物語。
伊坂幸太郎 終末のフール



 終末のフール
   許す

 太陽のシール
   迷う

 籠城のビール
   復讐する

 冬眠のガール
   恋をする

 鋼鉄のウール
   鍛える

 天体のヨール
   観察する

 演劇のオール
   お!犬が!

 深海のポール
   楽しむ


うちんちの東の方向に小さな森が見える。
どうやらこの辺りの鳥の寝床のご様子。
朝日が昇る時間になると
ピヨピヨピチピチという声と共に
ものすごい数の鳥が森から一斉に飛び出していく瞬間がある。
鳥の大群が空に広がると
「この世の終わり」を連想してしまう。
私が見るのはたまたまの朝だけど
鳥にとっちゃ毎朝のできごとなんだろう。

森のご近所さんは、朝から相当うるさいだろうな
寝坊する鳥とかもいるのかな
その鳥はエサにありつけないのだろうか
生きるために鳥も嫌々早起きなのか
と、どうでもいいことを気にしながら
今日も今日とて
向かわねばならぬ満員電車と会社に気持ちが至り
そして萎える。
森までは行って行けない距離ではなさそうなので
いつか行って見てやろうと思う。


終わりを見つめるのは今を強く意識することになるんだなと改めて。
幸福を求めることとか復讐とか親孝行とか
悔やんでしまいそうなやり残しを
実際にできる人はすごいと思う。
死に際に
「我が人生悔いなし」と言っちゃうんだろうな。
ご立派すぎてごめんなさいの気持ち。
それが「今」できないのは単なる怠惰なのかな。
真実をまっすぐに見つめるのは勇気がいるな。

私は終末を知り焦ったところで
いつもどおりのことをいつもどおり
「おいしいものが食べたいな」
「大好きなあの人に会いたいな」
「お母さんに電話しなくちゃな」
ということを考えながら過ごしてしまうのではないかなと思う。
その場になってみないとわからないけど
選択肢ってあるようでないような気がする。
どうせ終わってしまうという諦めよりも
終わっちゃうならというお祭り気分。
どうせならその状況をも楽しみたい。
そう。
そうするためには「今」を楽しまないと。
「いつもどおり」のことしかできないんだもの。
な~んて、最も正しいっぽい感想をもつ思うツボな私。

まずは森を見に行ってみようかな。



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theme : 読んだ本。
genre : 本・雑誌

tag : 伊坂幸太郎 終末のフール

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